今回も「配属活動について考える」シリーズについて解説していこうと思います。
前回分を読んでいない方はぜひ、前2回の記事も読んでいただけるとより一層理解していただけると思います。
そして、今回でこのシリーズは完結します。少しでも皆さんのより良い意思決定のお役に立てていれば光栄です。また、配属活動についての質問等あれば、シリーズ④として追記していこうと思います。
配属活動をしていくうえでのスタートラインでもある、大切な考えについて紹介します。
それは、「就社」ではなく「就職」だという考え方です。
就社ではなく就職だという話
就活を略さずに言うと「就職活動」であり、「就社活動」とは言いませんよね。
内定をゴールにしている人がいますが、これは就職活動ではなく「就社活動」に近いです。
「どんな職種でも、その会社には入れればいい」というのは、その会社に属すこと自体が目的化してしまっています。しかし、その会社に属すだけという状態はまずありえず、何かしらの役割を果たすことが求められます。
それまでは「その企業の内定を取ること」を目標にしていた人も、配属活動をするにあたっては視座を上げて「その会社で何をしたいのか、それはなぜなのか」まで考え抜く必要があります。
この視点の切り替えこそが、「就社」ではなく「就職」であるという考え方を理解したことになります。
つまり、配属活動の第一歩としては【その会社のどの部署で何をしたいのか、それはなぜなのか】について考え抜き、明確にしておくことでしょう。もう少し詳しく説明すると
①「その会社を使って成し遂げたいことは何か」という目的を明確にします。
②そのために最適な手段=部署や職種について考え抜きます。
そして、このプロセスの中で、欲しい情報が明確になってくると思います。そこで、自分から何かしらのアクションを起こしていくこと、これが配属活動になっていくわけです。
2019年の記事ですが、「転職の思考法」や「天才を殺す凡人」で有名な北野唯我さんのメッセージも載っています。「就社ではなく就職」という言葉の本質を非常にわかりやすく説明しており、配属活動のみならず、キャリアを考えるうえできっと大きな役割を果たしてくれると思いますので、ぜひ一読してみてください。
【変わる、平成の就活】「就社ではなく、就職を。」に感じる、違和感の正体
まとめ
さて、配属活動について考えるシリーズですがいかがでしたでしょうか?
「内定後に何をすればいいかわからない」という人や、燃え尽き症候群のようになってしまう人も少なくありません。そんな人はぜひ、配属活動を機に自身のキャリアをデザインする第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
決して、「配属活動は絶対にするべきだ!」と言っているわけではないです。常に目的があることが正しいわけでもないです。
しかし、私たち就活MAFIAは「主体的な意思決定をできる人」が少しでも増えていくことを願っております。
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