今回はキャリアを考える上で大事な考え方の一つである、配属活動(=配活)について説明していこうと思います。本記事については、シリーズ化して書いていこうと思います。
最近の就職活動では、キャリアを見据えた上での動きが増えているように感じます。例えば、4~5年前と比べて長期インターン経験のある学生はそれほど珍しくなくなってきましたし、就活の早期化も進んでいます。大学選びから自身のキャリアを見据えている学生も増えてきました。
今後、この流れはさらに加速すると思われます。今日では「VUCAの時代」と言われるように、世の中がめまぐるしく変化していく時代です。そんな時代だからこそ、自律的に行動し、自分の力でキャリアをコントロールしていくことが求められると考えています。
今回は、その手段の一つとして挙げられる「配属活動」についての紹介です。
本記事は「そもそも配属活動って何?」と言う人でも参考になる記事となっております。
ぜひ最後まで読んでいってください!
配属活動とは?
まずは配属活動について説明します。
配属活動(通称配活)とは、多くの場合は内定後に行います。
簡単に説明すると、自分の希望する配属になるように企業側と調整・交渉する活動のことを言います。
「内定は決まったものの、希望通りの部署や職種、勤務地に配属されるかはわからない」ということは往々にしてあります。いわゆる「配属ガチャ」と呼ばれるものです。例えば、希望していた企業に入社できたものの、配属が希望通りにいかずにやりたいことが実現できなかったため、転職することを選んだという話は聞いたことがあるかもしれません。
こういった運の要素をできるだけ減らし、自分の思い描くキャリアを実現するために必要なことこそが配属活動です。最近では、内定先企業に対し連絡を取り自分自身を再度アピールしたり、必要とされる素養やスキルを身に着けるために多様な活動を行う学生も増えてきているようです。
配活の例
では、実際に行われている配活を紹介していこうと思います。ぜひ参考にしてください。
希望配属先の先輩と繋がる
総合職などの、部署も職種も決まっていない人がすることとして挙げられるのが「希望配属先の先輩と繋がる」ことです。何のために繋がるのかという目的については人それぞれですが、「自分を売り込む機会」や「より本質的な一次情報の入手」ということを目的にしている場合が多いと思います。
もちろん、その人に配属の権利がある場合は少ないと思いますが、周囲との差別化にはつながります。また、実際に配属されれば上司になる可能性もありますので、ここで良い印象を持ってもらえるようにすることは大切です。
「そんな人脈ありません。。。」という方もいると思います。今はSNSも普及していますし、一歩踏み出して人事の方に依頼してみてもいいかもしれません。筆者の友人はFacebookでアポイントを取り、複数回の連絡を重ね、入社前に5~6人の方と繋がったそうです。そして、配属面談の際に仕事への理解度や熱量を評価され、見事希望通りの配属を勝ち取ったそうです。
誰もが簡単にできることであれば皆しているだろうし、差別化には繋がりません。周りがめんどくさがってやらないことをやるからこそ、その行動に意味があるんだと思います。
(例えばデベロッパー内定者が宅建を取得することは会社から課されることなので、多くの場合は差別化にはならずその行動に付加価値は生まれません。)
入社前の研修や課題でアピール
こういった機会になんとなく取り組むのではなく、全力で取り組むことも配活の一つです。
「やりたいことはやるけど、、、」というような人の希望はまず通らないでしょう。まずは、目の前のことにきちんと向き合える人でありましょう。
研修では人事をはじめ社員の方と触れる機会があるかもしれません。そういった際に、自身の希望をすぐ伝えられるようにしておくと、覚えてもらえるかもしれません。また、課題は見てくれる人がきっといます。ぜひ就活同様、準備をして整理してきちんと伝わるような準備をしておきましょう
本記事では、そもそも配属活動とは何かについての説明をしました。
次回の記事では、「配属活動のメリット・デメリット」について解説していこうと思います。
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