いきなりですが、皆さんは自分のガクチカに自信がありますか?
ガクチカの完成度は努力で高めることができます。今回は4つのポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
今回でガクチカ完全攻略シリーズは最終回です。以前の記事を読んでいない方はぜひそちらを読んでから本記事を読むと、より良いガクチカをつくれると思います。
では早速、5つのポイントについて解説していきます。
伝えたい文章を必ず入れる
既に前回の記事を読んでいる方にとっては繰り返しになりますが、ガクチカでは「このガクチカを通して伝えたいこと」を明確にすることが大切です。
そして、それは「何となく感じ取ってもらおう」くらいではなかなか相手に伝わらないことが多いです。逆算力が強みだと伝えたいなら、逆算力が強みだとわかるような文章を書きましょう。
表現方法を直接的にするか、婉曲的にするかは好みの問題ですが、きちんと言葉・文章にして伝えたい文章をガクチカの中に入れましょう。
具体的に書く
次に大切なのが「具体的に書く」ということです。このガクチカを読む人は誰なのかを想像してみてください。ほとんどの場合が、家族やあなたのことをよく知っている友人が読むのではなく、あなたのことをよく知らない初対面の人事が読みます。
だからこそ、話がイメージしやすく、伝わりやすいように具体的に書くことをオススメします。
〈悪い例〉
チームのリーダーをしていました。
〈良い例〉
学生20人のみで構成されたチームのリーダーを務めていました。
リーダー経験の表現の仕方1つをとっても、単にリーダーをしていたというのか、どんなメンバー・どれくらいの人数のリーダーをしていたかと伝えるほうが話は分かりやすいです。
ではどれくらい具体的に書けばいいのかという疑問について回答します。これは実際に経験してみると早いです。
他の就活生(できれば面識のない就活生)が書いたガクチカを添削してみてください。
必要な情報、不必要な情報が何かということが感覚的にわかってくると思います。
しかしながら実際問題、他の就活生のガクチカを添削する機会はあまり作りにくいです。
そういう人はぜひ就活のプロにフィードバックをもらってみましょう。実際に就活におけるつながりが少なかった際に使っていたところを以下に紹介しておきます。
一文の長さは短めに
これはガクチカを書くうえで特に意識しておきたいことです。ガクチカでは、伝えたいことを盛り込みすぎて長い文章になってしまいがちです。しかし、冗長な文章は非常に読みにくく、構造化されてないと思われることが多々あります。
就活ではよく「論理的思考力」の大切さについて言われますが、ガクチカでもそれは読み取られます。思うままに長い文章を書いてしまっては、良いことは一つもありません。
以下の文章と比較してみましょう。
これはガクチカを書くうえで特に意識しておきたいことで、ガクチカでは、伝えたいことを盛り込みすぎて長い文章になってしまいがちですが、冗長な文章は非常に読みにくく、構造化されてないと思われることが多々あります。
就活ではよく「論理的思考力」の大切さについて言われますが、ガクチカでもそれは読み取られており、思うままに長い文章を書いてしまっては、良いことは一つもありません。
これくらいだと、そこまで読みにくさは変わらないかもしれません。
しかし、文章が切れないため、一文から得られる情報が非常に多かったと思います。できるだけ文章は簡潔にしていきましょう。
わかりやすい表現にする
これもたまに散見されるのですが、「わかりにくい表現」をしているガクチカがあります。
ガクチカは小説ではありません。ガクチカを通して文学的な表現を味わいたいという人事はほぼいないでしょう。結局何を言いたいのか、何を伝えたいのかということがわかりやすいような表現を心がけましょう。
例えば、二重否定などはややこしくてわかりにくいです。(~ないこともないです。のようなもの)
また、自分が使う言葉が、相手と共通認識を持てる言葉かどうかも考えておきましょう。「わかりやすさ」に配慮するということは、こういった点も含まれています。
おわりに
以上4つのポイントを意識して文章を推敲してみましょう。さらに完成度の高いガクチカを完成させることができると思います。
このガクチカ完全攻略シリーズでは、そもそも何をガクチカで書いたらいいのか、そしてどのように書いていくかについて説明していきました。まだガクチカを書いたことのない人やガクチカに自信がない人のお役に立てたら光栄です。
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