【内定者が教える】受かるガクチカの書き方は〇〇から始める！～ガクチカ完全攻略②～

今回は「ガクチカの書き方」について解説していこうと思います。
本記事ではSTAR法やPREP法といったものを紹介するのではなく、そもそも何から手を付けて、ガクチカをどうやって書いていくかという基礎中の基礎の解説からしていこうと思います。

ですので、就活初心者だという方も読みやすく、ガクチカに自身の無い人なら誰でも参考になる記事となっております。

本記事はガクチカ完全攻略シリーズです。
シリーズ①では「そもそも何をガクチカとして書けばよいのか？」という質問に回答していますので、前回の記事を読んでいない方はぜひチェックしてみてください。

では早速始めていきましょう！

ガクチカは字数オーバーからスタート

いきなり「どういうこと？」という方もいるかもしれません(笑)
しかし、いいガクチカを書くためには「ガクチカは字数オーバーから始める」これは鉄則です。

では、詳しく説明していきます。
よくあるガクチカは300字や400字以内という字数制限があります。外資系消費財メーカーをはじめとして、一部の企業では800字のガクチカが課されることもありますが、これは例外的なものと考えてください。

ここで就活生がやりがちなミスが「最初から字数制限を気にして、制限以内で収まるように文章を作ること」です。さて、400字以内のガクチカを書くときどのように書いていますか？

おそらく多くの人が、400字程度を目安に書きつつ、字数内に収まるように細部を調整する。
このように書いていると思います。というのも、私自身このようにガクチカを書いていました。
しかし、この書き方では大事な情報が見落とされる可能性が非常に高いです。本来そのガクチカを伝えるうえで伝えるべきだった情報が意図せず入らなかったということになりかねません。

例えば、あなたが自己紹介をするときを想定してみてください。
「自由に自己紹介していいよ」と言われたときと、「100字以内で自己紹介してね」と言われた時では伝える内容は変わってくると思います。おそらく後者では自己紹介後に「あ～、あれを伝えたほうがよかった」「好きなバンド名を詳しく言いすぎたせいで字数が足りなかったよ～」なんてことが起きる可能性が高いです。

このように、「最初から伝えたいことを字数内で的確に伝えること」は非常に難しいです。

だからこそ、「ガクチカは字数オーバーからスタート」です。

伝えたい内容を見極める

ガクチカを字数オーバーでスタートさせる意図は分かっていただいたと思います。では次に、何を書いていくのかということについて説明します。

まずは「このガクチカを通して自分の何を伝えたいのか」について考えます。
これが最初にして一番大事なことです！ここさえ決まってしまえばあとは非常に簡単です。(だからこそここが一番難しいのですが・・・)

あなたの何を伝えたいのか、これを読んだ人や面接官にどんな人だと思ってもらいたいのか。そこを考えます。うまく思いつかない人は周りの人に聞いてみたり、就活アドバイザーの方に話してフィードバックをもらってみても良いかもしれません。

何を伝えれば伝わったと言えるかを考える

「そのガクチカを通して伝えたいこと」が定まってしまえば、あとは逆算的に考えていくだけです。例えば「行動力」を伝えたいのであれば、「行動力が発揮された場面はどんな場面だったのか」や「なぜ行動力を発揮できたのか」というようなことを伝えれば、よい伝わりやすくなると思います。そして、さらにそこから逆算して伝えるために必要な情報を書き出します。

つあり、「行動力」を伝えたいのであれば、何を説明すればいいかについて考え書き出していきます。
矛盾するようですが、最初は深く考えすぎずにエピソードをただ羅列してみてください。
そのときどんな気持ちだったか、なぜそれに取り組んでいたのか、思いつくままに書き出してみてください。この時気を付けるのは事実ばかり書くのではなく、「感情面」も書いてみましょう。何を思って何をしたのかを書くことを繰り返すイメージです。

そうしてできた文章を、「行動力を伝えるために必要か」というフィルターで整理していきます。これが伝えたい内容を見極めるということです。