前回に引き続き「配属活動について考えるシリーズ」です。
前回のシリーズ①の記事はこちらから読めますので、まだ読んでいない方はぜひこちらにも目を通していただけると、本記事の理解もより深まると思います。
今回は、「キャリアを考えるうえで配属活動が重要だって言うけど、本当に重要なの?」という質問に配活のメリット・デメリットを説明しながら答えていこうと思います。
内定後の過ごし方として何に時間を割くか悩んでいる人がいたらぜひ比較検討してみてください。
配活のメリット
まずは、内定を得た学生が配活をするメリットについて解説していきます。
キャリアプランが明快になる
まずは、配活に取り組むことによって必然的にキャリアを考えることになります。なぜなら、配活は自分はこの会社ではこういうことをして、こうなっていきたいということを考えるとこから始まることが多いからです。
それまでは、内定をゴールにしていた人もいるかもしれませんが、自身の配属について考えることで、今までとは違った視点で自分の人生や仕事について考えることができます。
内定前とは違い、すでに働くことが約束された状態だからこそ、今までより自分のやりたいことは何かという問いにも向き合いやすくなります。その会社のどの部署で、どんな職種で働き、どこで働くのかを考えることで、キャリアプランが明快になっていくでしょう。
もちろん、あらかじめ何もかもを決めておく必要はありませんし、決めたところで思い通りになるとも限りません。しかし、自己実現のためにキャリアプランを考え続けていくことは必ず意味のあることだと思います。
時間を生産的に使える
次は、時間を生産的に使えるということです。
これは就活においても同じことが言えると思います。例えば、志望企業が明確に定まっている人と、なんとなく就活をしている人とでは、生産性が全く違ってきます。志望企業が明確に決まっている人は、内定までの道のりを逆算し、必要なことに時間をつぎ込むことができますが、目的意識を特に持たずに行動していると、行き当たりばったりになることが多いです。
「内定後なにをしたらいいですか?」と聞かれることがあります。やはり学生という時間は非常に貴重な時間ですし、不可逆な時間です。だからこそ、自分のキャリアを考え、残された学生期間をどう投資していくかを考えること(=配活)は非常に重要で、生産的に時間を使うことに繋がると言えるでしょう。
配活のデメリット
まずは、内定を得た学生が配活をするデメリットについて解説していきます。
必ずしも希望が通るわけではない
希望の配属先になるために様々な行動をしたからといって、必ず希望通りになるとは限りません。これは会社の方向性に従う必要があることや、自覚している強みと人事から見た適性が異なる場合もあるためです。
もちろん、努力が無駄になるわけではありませんが報われないこともあることを気をつけておかないといけません。むしろ、希望通りにならなかったために不貞腐れたり、会社との信頼関係をなくしてしまっては元も子もないです。
「キャリアを鮮明に描いた分、それが実現できなかった時の落差が大きいかもしれない」
配活をするデメリットはこれに尽きると思っています。個人的には、仕事においてはなおさら、思った通りにコトが進まなかったり、やりたいことが常にやれるとは限らないと思っています。
デメリットと言いましたが、捉え方によっては貴重な経験になるとも思っています。
以上が配活におけるメリット・デメリットになります。
個人的には、内定後は、自分のキャリアプランから逆算して配属活動に尽力する時間にしてみると、より自己実現できるのではないかと思っています。
ぜひ参考にされてください。
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