こんにちは!就活MAFIAです。
就活を始めると今まで触れたことのなかったさまざまな言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
今日は最近話題になっている「コンピテンシー面接」について解説します!
コンピテンシー面接とは?
コンピテンシー面接とは、「その人のスキルや思考性や行動特性」を測る面接のことで、普通の面接とは少し質問内容も趣旨も違います。
普通の面接が面接官が感じた印象や、聞きたい過去の経歴や学歴などを中心に質問され評価されるのに対し、コンピテンシー面接では、具体的な場面を深掘りをされながら、意思決定のプロセスについて質問され、客観的な5段階の基準を用いて評価されます。
つまり普通の面接では、あなたの外側の部分を中心に評価されるのに対し、コンピテンシー面接ではあなたの内面の部分を中心に評価されます。
コンピテンシー面接を取り入れるわけ
企業は学歴や経歴にとらわれず、自分たちの企業で活躍する可能性のあるスキルや思考性、行動特性を持った学生だけを採用できるというメリットがあるため、ミスマッチをなくせると近年、大手企業を中心に取り入れられています。
では、実際にどのような評価基準でどのような質問をされるのかを見ていきましょう!
評価レベルについて
多くの企業はコンピテンシーモデルという指標を使っています。
このモデルはレベル1から5までの5段階でレベル分けをされており、面接官はその基準をもとに質問し、評価します。
一般的に企業が求める基準はレベル3以と言われているため、 まずはレベル3に求められる基準を知って、自分の経験やスキルを話せるようにしましょう。
具体例
あなたは大学受験を目指す高校生の塾講師のアルバイトをしています。
質問
塾講師の仕事をあなたが意識したことはなんですか?
レベル1 「受動行動」
主体性のない、他律的、場当たり的な行動。
行動をした理由は、「誰かに言われたから」や「やらざるを得ないからやった」など。
(例)
「社員の指示でやりました」
「忙しかったけど気合いで乗り切りました!」
レベル2「通常行動」
→能動的な行動ではあるが、「その状況であればそのように行動するだろう」といった行動。
(例)
「笑顔で接客しました」
「ミスなくやろうと、マニュアルを覚えて行動しました」
レベル3「能動・主体的行動」
→明確な意図や判断に基づく行動。
複数の選択肢がある時、その選択の理由に明確な意図がある。
(例)
「生徒の質問に対してただ回答を伝えるのではなく、なぜその問題が分からないのかを説明しながら教えました」
レベル4「創造・課題解決行動」
→独自の効果的な工夫を加えられており、状況を改善しようという意図のもとなされた行動
(例)
「生徒の成績をあげるという目的を達成するためには、勉強を分かりやすく教えるだけでなく、生徒のモチベを削ぐ原因をなくすことだと考え、それの発見・改善に取り組んだ」
レベル5「パラダイム転換行動」
→全く新たな、周囲にとっても興味のある状況を作り出すような行動
(例)
「3年務める塾のバイト先で、新しく入った後輩の仕事の覚えが悪いという課題があった。その原因は、分からないことをすぐに解決できる状況でない(先輩バイトに聞いて教わるスタイルだったが、先輩バイトは常に忙しそうで聞きにくい)ことが考えられた。そこで、新人にとってわかりにくい状況をヒアリングし、それを基にマニュアルを作成、さらに全バイトが確認できるように全バイトが見える場所に設置した」
自分の経験を深く掘り下げてみよう!
どうでしたでしょうか?上記は一例にしかすぎませんが、自身の経験をしっかり深掘り、言語化する必要があることがわかったかと思います。まずは、経験をしたときに「何を考えていたのか」、「どうしてその行動をとったのか」を中心に考えてみましょう。
しかし、経験の深掘りを1人でするのはなかなか難しいです。
そんなときは、適性診断をしたり、キャリアの専門家に相談してみるもありかもしれません。
おススメのツールとキャリアの専門家を紹介するのでぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は最近大手企業を中心に取り入れられている「コンピテンシー面接」について紹介しました!
まだしっかり対策できている学生も少ないので、ぜひ理解を深め就活を無双してください!
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