こんにちは!
今回は答えるのが難しく、就活生を悩ませがちな「挫折経験」についての記事となります。
いつもと同じく、就活では常に、「意図」から考えてほしいため、そこの解説を含む構成となっています。
- 挫折経験が聞かれる意図
- その答え方のコツ
の2点を、この記事を読むことによって身につけてほしいと思います!
では早速いってみましょう!
挫折経験が聞かれる意図と答え方のコツ
「価値観」を読み取ろうとしている!
挫折経験が聞かれる意図の1つ目は、「価値観を読み取ろうとしている」ということです。
採用は、企業を成長させていくための手段の一つです。
そのため、企業側としては少しでも、「活躍を感じさせてくれる人材」を獲得したいという思いがあります。
企業は2つの観点で人材が活躍してくれそうかを判断します。
- ロジカルシンキング、課題解決能力などに代表される「ハードスキル」
- コミュニケーション能力、人となりなどに代表される「ソフトスキル」
前者についてはガクチカやグループディスカッション、場合によってはケース面接などではかることができますが、後者については「この選考をすれば分かる」といったものがあるわけではありません。
そこで、「価値観」を理解するために最も効果的なのが、「挫折経験」を聞くことなのです。
人は挫折をしたことがきっかけとなり、価値観が形成されることが多いんだ。
価値観が分かれば、そこからさらに二つのことが分かります。
- 人となり
- モチベーションの源泉
1つ目の「人となり」については、「企業風土と合うか」「社風に馴染めるか」などの判断に用いられます。
2つ目の「モチベーションの源泉」については「どういうモチベーションで働いてくれるのか」「仕事内容との整合性はあるか」「モチベーションコントロールはできる人材か」などが判断されます。
価値観から、「人となり」と「モチベーションの源泉」の二つが見られていることを念頭に置いたうえで、「自身をどのような人物として見せたいのか」を考えましょう。
「タフさ」を判断されている!
挫折経験が聞かれる意図2つ目は、「その人の「タフさ」を判断されている」ということです。
仕事は、給料をもらっている分そこに責任が生じます。
その分その責任を果たすべく、本来であればやりたくないこと辛い、嫌だ、と思う経験が多くなってくることが想像できるでしょう。
そこで、企業側の関心事は、就活生の「タフさ」になってくるわけです。
困難な状況に直面してもなお、「折れずに打ち勝っていける精神力、忍耐力を持っているか」を人事は知りたいと思っています。
そこでワンポイントアドバイスです。
挫折経験に使うエピソードは「客観的に見て」辛いだろうと思うことを選んどいた方がベターと言えるでしょう。
なぜなら、自分にとってかなり辛い事だったとしても、「他人から見たときの」インパクトが小さい場合、「説得」させることが必要となるからです。
説得することが必要、ということはその分工数がかさむため、他のアピールに使える時間が減少することにつながります。
また、説得が失敗した場合は上手くタフさをアピールできないことになるので、いらないリスクは取らない方がベターと言えるでしょう。
「タフさ」は社会人として働いていく上で、重要な要素の一つ。そのため、それを上手くアピールできれば、加点要素となる!
挫折時の「考え」や「行動」を知るため
挫折経験が聞かれる意図3つ目は「挫折時の考えや行動を知るため」ことです。
学生から社会人へとステージが変わると、そこではまた1から新しく積み上げていかなければなりません。
皆さんが小学校から中学校へ、中学校から高校へ、高校から大学へとステージを変えてきたものとは、一味違います。
なぜなら、今までは、「お金を払って教育というサービスを享受してきた側」であったのに対し、
今度は、「お金をもらい、社会に価値を生み出す側」へと変わるからです。
そのため、社会人になってから、自身の前に立ちはだかる壁に直面し、挫折しそうになることもあるかもしれません。
しかし、そんな時でもそこから「立ち上がる」必要があります。
企業側にとって、学生が社会人になった時に挫折することは予想できる未来だからこそ、
「挫折から立ち直る術を知っている学生」
を取りたいと考えるのです。
具体的には、
思い通りにならなかった時に、
- 状況の整理や原因の分析はできたのか
- その中で自分にできることは何か考えたか
- 実際にその考えに基づき行動はできたか
- 乗り越えることはできたのか
という点が見られるでしょう。
困難に負けないタフさだけではなく、そこから立ち上がるための能力も、アピールしていけるようにしましょう!
努力した経験があるかを知るため
挫折経験が聞かれる意図4つ目は、「努力した経験があるかを知るため」です!
挫折を経験した場合、その後の行動は通常2種類に分かれます。
1つはそのまま諦めてしまうこと、そして2つ目は、再びその困難に立ち向かい克服した(克服しようとしている)ということです。
当然、後者の方が評価が高くなることが予想されるでしょう。
挫折をするということは、その時の能力やスペックでは足りていなかったということで、多かれ少なかれ成長が求められます。
だからこそ、挫折エピソードは、「挫折経験→挫折を克服した方法」という構造で書くことによって、成長部分までアピールすることを心がけましょう。
まとめ
さて、「挫折経験が聞かれる聞かれる意図とその答え方のコツ」はいかがだったでしょうか。
挫折経験が聞かれる意図をしっかりと抑え、そこから逆算した時に自分がどのような人物として映るのか、を考え抜きましょう!
就活は戦略です。これからも皆さんが思考を深める機会を少しでも多く提供してきたいと思います!
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