挫折経験は就活において必ず聞かれるモノ。
でも挫折経験が特に無く過ごしてきた人も意外と多いのです。そういった場合に非常に困ります。昔の私もそうでした。意外と友人関係や部活動でも困ったこと無く充実して過ごしてきたからこそ、何を挫折したのかと聞かれても何も無いのです。
こんな風にYahoo! 知恵袋でも質問がありました。
でも問題ありません。結果として挫折経験を売りととして総合商社はじめ就活無双できたのは「挫折経験の作り方」と「挫折経験のアピール」を丁寧に分析したからです。
今回はそんな挫折経験が無い人へ送る、就活無双するための挫折経験の見つけ方とアピール方法を教えます。
就活で必要な挫折経験とはなにか
挫折経験なんていくらでもあります。
昔いじめられていた、友人が亡くなった、部活動でレギュラーから下ろされた、などです。
しかし就活で必要な挫折経験というものが明確に存在しているのです。今回はそれらの一例をまず紹介します。
自分の非パターン 例:部活動などで上手くいかなかった
一番鉄板の挫折経験ネタとしてあるのが部活動などの集団で、自分が上手くいかなかったというものです。
これは就活においても一番ウケが良いのでは無いでしょうか。
体育会系といアピールも出来ますし、その挫折経験の乗り越え方も作りやすく、就活において間違いないものでしょう。
人間関係パターン 例:アルバイトなどで人間関係を纏めきれなかった
これは集団の中で人間関係というところにフォーカスしたものの一例です。
この挫折経験がなぜ就活において必要なのかというと、後の質問で確実にくる「挫折経験の乗り越え方」という質問に対して、回答した結果が確実に「人間関係を纏めた」という結論に行き着くからです。
この挫折経験が良いところは社会で必要な他人と関係を築くという点を充分可能な人材だということをアピールできるという点ではベターなのです。
逆に言ってはいけない挫折経験
言ってはいけない挫折経験としては以下のようなものがあります。
人間関係に難ありパターン 例:いじめられていた
これは例えば「中学生の頃いじめられていた」などのパターンです。よくある挫折経験かなと思いますが、意外とウケは良くないのです。
感情的に訴えることができるので良いのでは?と思ったりもします。
ただ、企業側としては「いじめられていた」ということは何かしらの要因があり、そういった要因を抱えている人が社会で人間関係を上手く築くことができるのかが怪しいと思うはずです。
勿論それを乗り越えたコトは凄いですが、様々な憶測が飛び交ってしまうのでなるべくスルーしたい挫折経験です。
身内の不幸パターン 例:大切な友人が亡くなった
少し重たい話になりますが、この手の話をする人も少なからずいる印象です。
これがなぜダメかというと「乗り越え方」の回答が難しいからです。どうしようもないのです。
例えば友人が亡くなったという仮定を置きます。非常に深い悲しみに襲われますよね。でもその乗り越え方って根本的にいうと自分ではどうにもできないのです。
一番は時間薬です。人間というのはそのように出来ているからです。
挫折経験と乗り越え方はセットでみないといけません。そういった面から見るとあまり就活では使用するのは向いていないのです。
挫折経験の作り方
「じゃあどんな挫折経験を作ればいいんだよ…」と思う人がここまで読んだ方であれば多数なのではないでしょうか。
私がオススメする挫折経験の作り方はこうです。
「自分の価値観がある」→「その価値観が崩された」→「その価値観を持ちながら乗り越える方法を考えた」→「結果、その価値観の良いモノや悪いモノも再発見しつつ、成長した」
これが就活用挫折経験の作り方です。具体的に見ていきましょう。
自分の価値観
これは自己分析したうえで自分が大切にしている価値観のことです。
挫折経験とは「自分の価値観が崩されること」を意味すると言っても過言では無いです。
もしあなたの価値観が「周囲から凄いと思われること」を大切にしている人間だとしましょう。こういった人は多くいるはずですよね。
そういった場合に作ることができる挫折経験は「自分よりも優秀な人が同一組織に存在している」という経験です。
このように自分の価値観を見直すことで、その価値観が揺らされたものを見つけてください。あとはそれを基軸に話の表現を変えていくと今まで挫折と思っていなかったものが挫折経験だと理解できます。
挫折経験の作成例
あなたのペルソナは以下だと仮定します。
大学3年生。サッカーを小学生からしており中高はレギュラーとして活躍した。そして大学ではフットサルサークルに所属。サークル長としてサークルを纏めながら、学生生活を謳歌した。非常に楽しい学生生活を送った。アルバイトは居酒屋でしており、特段と困った経験は無く店長からも好かれていた。集団でいるのが好きでみんなでよく旅行に行く企画などをしていた。友人は多い方で恋愛も困ったことがない。広告代理店志望である。
一見して挫折経験が無いといえますね。うらやましい人生です。
ただこの人の生活を見るに「成功した故に失敗が嫌い」「友人関係が上手くいっていないと調子が狂う」という要素が見受けられます。
そういった価値観から作成した挫折経験が以下のようになります。
サッカーサークルにてサークルメンバーが一部喧嘩して脱退する人が多くなった。私は「自分より周囲の人間が大切」だという価値観があり、それが壊れたことが非常に辛かった。
このように、何かしらの自分の価値観を無理矢理にでも繋げることは可能だといえるでしょう。
ちなみに上記の挫折経験は就活で必要な挫折経験を含んでおり、面接に不可もない回答ができます。
まとめ
挫折経験が無い私が就活を通してどういう挫折経験を作るべきか常に考えていました。
そのノウハウがこちらになります。
もし就活において挫折経験が作れないという方は今一度自己分析から初めてみてはいかがでしょうか。
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