いきなりですが、皆さんは自分のガクチカに自信がありますか?
自信がある人も、そうでない人も「より良いガクチカ」にするためにぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
本記事は書類通過率100%のノウハウをシリーズ化して書いていこうと思いますので、最高のガクチカを作り上げたい方はぜひ楽しみに待っておいてください!
はじめに
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと(=頑張ったこと)」の略語であり、就活をしていると当たり前のように聞く言葉の一つです。
多くの企業がESや面接で、「学生時代に頑張ったことは何ですか?」というような設問を設けることからも、ESや面接の対策としてガクチカを準備しておくことは、もう当たり前になってきました。
では、就活において重要な役割を果たす「ガクチカ」ですが
①そもそも何をガクチカとして書けばよいのか ②どのように書けばよいのか という点で悩む就活生はとても多いです。実際に筆者も就活をしていたころはガクチカでこういった悩みを持ち、何度も変えていました。
このように悩んだ末、たどり着いた結論を今回は紹介していこうと思います。
本記事ではまず①そもそも何をガクチカとして書けばよいのかについて解説していきます。
何をガクチカとして書けばいい?
結論から言うと「あなたが伝えたい自分を表せるエピソード」をガクチカとして書けばいいです。
では、その理由について説明していきます。
よくガクチカとして取り上げられるのは「学業の取り組み・アルバイト・サークル」といった内容です。
大半の学生は「学業・アルバイト・サークル」で行動が集約されるため、このエピソードのガクチカが非常に多い印象です。ここで勘違いしないでいただきたいのが、エピソードに貴賤はないということです。
GPAを高く保つために学業に尽力したことが、長期インターンのエピソードに劣るなんてことはありませんし、逆もまた然りです。
そして、これらのエピソードについて「差別化されないからガクチカでは書かないほうがいい」というような言説があります。確かに、人事は何通ものESを読んでいるからこそ、他の就活生と内容面で差別化をすることは有効であり、戦略として間違っていないと思います。しかし、「差別化」はあくまで手段であり、目的にしてしまってはいけません。
差別化ばかりを考えてしまうと、「普段の自分とは違うエピソード」や「あまり思い入れの無い経験」を選んでしまう傾向があります。そうなると、ESが通過したとしても面接で「ちょっと違う」と感じられた離、企業とのミスマッチに繋がることもあります。
まずは、「あなたが伝えたい自分」を考え、その自分をよく表すエピソードをガクチカとして選ぶと良いでしょう。
実際の失敗~差別化を目的にしてしまったガクチカ~
実際にあった筆者の失敗を紹介します。
何かの記事で「長期インターンをしている人は就活生全体の数%しかいないからガクチカで使うべき!」というようなものを見ました。たまたま、長期インターンをしていたこともあり、ガクチカで書いていました。確かに通過率は80%程でそこまで悪くありませんでしたが、面接で聞かれたときにあまり熱量を持って答えられませんでした。というのも、確かに長期インターンは頑張っていたんですが、ただやらされているだけの仕事だったし、特に思い入れがなかったからです。
実際に面接でこのエピソードを話していた時に、すぐ「ほかに頑張ったことってある?」という質問が飛んできました。その時の人事の方から「長期インターンのエピソードに深みを感じられなかった」というフィードバックをいただきました。それを受けて思ったことは、これ以上深みを出せないということでした(笑)
これを機に、ガクチカで扱うエピソードを変えることを考え始めました。
長期インターンのエピソードよりも「高校の部活動」の方が自分は思い入れがあったので、ここでの頑張りを伝えたいと思っていました。では、なぜ最初に「高校の部活動」を選ばなかったのかというと「部活動のガクチカはありきたり」で「大学の部活動のエピソードより弱いと感じた」からです。つまり、差別化の観点で弱いと感じたからです。しかし、このエピソードを伝えて落ちるのであれば仕方ないと覚悟を決めて、ガクチカのエピソードを変更しました。
「高校の部活動」では自分らしさが出しやすく、面接でも熱量を持って伝えることができるようになりました。そして、ガクチカのエピソードを変更してからは選考通過率は100%になりました。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ガクチカは就活において重要な役割を果たすからこそ、「差別化」をはじめとしたテクニック論のようなものに騙され、陥ってしまうことがあります。「バレなければ嘘をついて話を盛るべきだ!」というのもこの類です。
しかし、考えてみてほしいのが、あなたが伝えたい自分はそれでいいのかということです。
私は、「あなたが伝えたい自分が表せるエピソード」こそガクチカで書くべきだと思います。もし、エピソードがありきたりだからという理由で落とす企業があれば、その企業には言っても幸せにはなれないと思います。
次回は「ガクチカをどのように書けばいいのか」について解説をしていこうと思います。エピソード選びの本質は分かっていただけたと思うので、それをどう文章として落とし込んでいくのかについて解説していこうと思います。
ぜひ楽しみに待っていてください。
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